2019/06/11
りくつなケアネット金澤研修会「意思決定支援入門」終了!
本日は,私も2015年から参加させていただいている,金沢市駅西地区の在宅医療のためのネットワークである「りくつなケアネット金澤」で,「意思決定支援入門~それ,誰が決めたの?~」というテーマで研修の講師を務めさせていただきました。 りくつなケアネット金澤では,2017年度には「介護トラブル」,2018年度には「成年後見制度」についてそれぞれ研修の講師を務めさせていただき,今回は3回目になります。
意思決定支援に関しては,昨年度,金沢市医師会様の研修会と「認知症になっても安心してくらせるまちづくりフォーラム」にてお話しさせていただく機会もいただき,私も日々勉強させていただいておりますが,今回はそもそもなぜ「意思決定支援」が近年ホットになってきたのかについてを中心に,厚生労働省や大阪意思決定支援研究会(大阪家庭裁判所と専門職団体・行政の共同研究)のガイドラインを中心にお話しさせていただきました。
意思決定支援には唯一の確立した方法があるというわけでもなく,支援の結果に唯一の正解があるわけでもないので,とても難しいものです。しかし,お一人お一人がそれぞれ異なる人間であり,異なる意思を持っているわけですから,それは当然のことだろうと思います。
私自身も成年後見人等として意思決定支援に関わっていますが,今後も多くの専門職の方や経験から意思決定支援のスキルを学んでいきたいと思います。