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「後見3類型」を考える勉強会

 日本弁護士連合会では,成年後見制度利用促進法の施行から1年になるのを受けて,成年後見制度の利用促進に関する連続勉強会が開催されることになりました。今日はその第1回目ということで,後見3類型についての勉強会がありました。
170705 成年後見制度利用促進法勉強会① 
 成年後見には,「後見」「保佐」「補助」の3つのタイプがあり,家庭裁判所が,利用する方についてどのタイプかに分類することになりますどのタイプになるかについては,医師の診断書や鑑定の結果を踏まえて,裁判官が決めます現状としては,ほとんどの方が「後見」というタイプに分類されています。「後見」は基本的に後見人がほとんどの法律行為を代行するかたちになり,利用者のにとって制限の多いものであることから,それが成年後見制度の利用が進まない原因になっているのではないか,と指摘されることもあります。
 もっとも,「後見」の方が多いのは,本来「保佐」「補助」になるべき方々が「後見」とされているのではなく,そもそも「保佐」「補助」を利用すべき方たちが成年後見制度を利用していない(利用に結びついていない)からである可能性もあり,実際のところはわかりませんなぜ「保佐」「補助」の利用が少ないのか,制度の利用を支援する専門家として,今後考えていく必要があると思います。
 「後見」と診断されるようになってからでは遅いということもあります 不安を感じたら,医師の診断を受けるのと同様に,制度の利用についても一度ご相談いただくことをお勧めします
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北島法律事務所・北島行政書士事務所

Author:北島法律事務所・北島行政書士事務所
石川県金沢市にある,弁護士・社会福祉士と行政書士による合同事務所です。
高齢者・障がい者の財産管理や承継(遺言)に関する問題をはじめ,家族に関する法律問題(離婚・相続),交通事故や債務整理,労働問題,各種契約関係、農地法の許認可申請など官公署への手続等について,お気軽にご相談下さい。

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